数えずの井戸 /京極夏彦


新刊発売の新聞広告をみたその日に本屋で購入。
いつものように分厚い!
『嗤う伊右衛門』のような恋愛小説かと思ったのですが、井戸の奥底のような闇の話。
むしろそれぞれが何かしら心の憶測に闇を抱えていて、闇のない透明な人と関わっていくことで、少しずつ何かがズレて悲劇へとむかっていく。そんな感じがして、これって現代に置き換えてもありそう。
『嗤う伊右衛門』も悲劇だが最後に少し救われるが、『数えずの井戸』は後味の悪さばかりが残る。
それがよけい怖さを倍増させるのかもしれない。

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